行動できない時、意志が弱いとは限らない
「やらないといけない」と思っているのに動けない時、つい自分の意志の弱さとして考えてしまいます。でも実際には、行動のサイズが大きすぎるだけのことがあります。資料を完成させる、部屋を片付ける、勉強を再開する。言葉としては一つでも、頭の中ではたくさんの手順が詰まっています。
Self Map では、最後のカードを「試す行動」にしています。ここで大切なのは、立派な目標を書くことではなく、今の体力や時間でも始められる形にすることです。たとえば「資料を作る」ではなく「資料ファイルを開く」、「返信する」ではなく「宛先だけ開く」くらいで十分です。
小さくすると、失敗が軽くなる
大きな行動は、失敗した時の重さも大きくなります。だから始める前に身構えてしまう。小さな行動は、失敗しても戻りやすいのが利点です。10秒だけ開いて閉じても、何もしなかった状態とは違います。自分の中に「少し触れた」という証拠が残ります。
その証拠があると、次に同じことへ向かう時の抵抗が少し下がります。Self Map が完璧な計画表ではなく、短い記録と小さな実験を重視しているのはこのためです。
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考えることを行動の敵にしない
思考整理は、考えすぎを増やす方向にも、行動を楽にする方向にも進みます。出来事、気持ち、思い込み、価値観を書いて終わると、理解は深まっても動き出しにくいことがあります。そこで Self Map では、新しい価値観のあとに「試す行動」を置いています。
自分を変えるために大きな決意をする必要はありません。今の自分のまま、少しだけ違う行動を試してみる。その繰り返しが、結果として考え方の変化を支えてくれます。